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Text File | 1993-07-08 | 49.7 KB | 1,177 lines |
- 第13版 1993.02.04
- CLOP.EXE 取扱説明書
-
- 1.特徴
-
- CLOP.EXE は、FMR,FM-TOWNSのMS-DOS 等のコンソール画面上で動作するテキスト
- ファイル印刷ソフトです。通信ログやプログラムリスト等の印刷にお使いください。
- 縮小印刷が出来るので用紙の節約に威力は発揮します。
-
- 現在、CLOPには中解像度用と高解像度用があります。以下の説明では高解像度
- マシンとはFMR80,70,60を、中解像度マシンとはFMR50,CARD,
- TOWNSを意味します。
-
- (1)使える文字サイズ(全角文字サイズです。半角は横方向が半分になります)
-
- 16×16ドット 中解像度マシン内蔵のフォントを用います。高解像度の
- 場合は内蔵24ドットを圧縮して用います。縦方向は14,
- 12,10,8ドットに圧縮することもできます。
-
- 12×12ドット TOWNS OS V2.1、またはフリーソフトウェア
- コレクション4(青ディスク)のフォントファイルが必要
- です。
-
- 24×24ドット TOWNS OS V1.1,V2.1のフォントファイ
- ルが必要です。明朝体,ゴシック体,まる文字,教科書体,
- 半角英字,全角毛筆体,TeX用の漢字24ドットビット
- マップフォントの各種書体が使えます。
-
- (2)各種プリンタに対応
-
- 富士通のFMPR,NECのPCPR,EPSONのESC/P,CANON
- のBJ10V,SHARPのCZ-8PC1。および以上の互換機に対応してい
- ます。ESC/P,BJ,FMJPの48ドットイメージをサポートしている機
- 種では縦横1/2の縮小印刷ができます。
-
- (3)ファイル選択、書式選択、各種設定はメニュー方式で簡単に指定できます。
-
- (4)印字する前にレイアウトの表示ができます。
-
-
- 2.使用法
-
- CLOPの画面構成
- +----------+-メインメニュー-+ +--------------+ +--------------+
- | +-----+ | ファイル選択 |←→| ファイル選択 |←→| ファイル表示 |
- | | レ | | 書式選択 | +--------------+ +--------------+
- | | イ | | 設 定 | +----------+ +--------------+
- | | ア | | 書式保存 |←→| 書式選択 |←→| 書式内容表示 |
- | | ウ | | ヘッダ編集 | +----------+ +--------------+
- | | ト | | レイアウト表示 | +--------------+
- | | 表示| | 印 字 |←→| 設定項目選択 |
- | +-----+ | サブメニュー | +--------------+
- | | 終 了 | +------------+
- | +----------------+←→| ヘッダ編集 |
- | | メッセージ領域 | +------------+
- +----------+----------------+←→+--サブメニュー--+【中解像度】
- | 頁数カウント |
- | 改頁コード送信 |
- | 初期化信号送信 |
- | FontDir.表示 |
- | 毛筆圧縮 |
- | メインメニュー |
- +----------------+
- +--サブメニュー--+【高解像度】
- | 頁数カウント |
- | 改頁コード送信 |
- | 初期化信号送信 |
- | FontDir.表示 |
- | メインメニュー |
- +----------------+
-
- 2.0 TOWNS以外での準備
-
- CLOPでは、TOWNSのシステムCD-ROMのフォントを使います。TOW
- NS以外の機種ではCD-ROMを直接使えませんので、「3.フォントファイル」
- を参照して該当するフォントのファイルをフロッピーディスク等に移して利用してく
- ださい。
-
- 2.1 実行方法
-
- (1)MS-DOSでの実行
-
- プロンプトが出てる状態でCLOP[リターン]で実行します。
-
- A>CLOP または A>CLOP ファイル名 オプション
-
- ファイル名を指定しないときはファイル選択画面になります。
-
- 例) CLOP カレントドライブのカレントディレクトリを表示
- CLOP A: Aドライブのカレントディレクトリを表示
- CLOP B:\BIN\ Bドライブの\BIN\ディレクトリを表示
-
- ディレクトリを指定するときは必ず最後に\を付けてください。さもない
- とファイル名とみなします。
-
- また、書式ファイルを/@オプションで指定しないときは、デフォルトでCLOP.DEF
- が読み込まれます。CLOP.DEFが見つからないときはエラーメッセージが出ますが、
- 何かキーを押せばそのまま続行できます。
-
- ・オプション
-
- /@ファイル名 書式の入ったファイル名を指定します。読み込んだ書式の
- 一番最初の書式が設定されます。ファイルはカレントディ
- レクトリ,環境変数"PATH" で指定されたディレクトリの順
- で探します。ファイルの書式は添付の"CLOP.DEF"をご覧く
- ださい。
-
- /@ ファイル名が無いときは"CLOP.DEF"が指定されたものとし
- ます。
-
- /MONO レイアウト画面のモノクロ表示(液晶,プラズマディスプ
- レイ用)
-
- /P TOWNSで有効です。パレットの初期化をします。レイアウト
- 表示で規定の色にならないときは、このオプションをつけ
- て実行してください。
-
- /A 自動実行します。次のようなバッチファイルを作ると複数の
- ファイルが自動で印字できます。
- CLOP FILE1.TXT /A
- CLOP FILE2.TXT /A
- CLOP FILE3.TXT /A
- CLOP FILE4.TXT /A
-
- (2)TOWNS-OSでの実行
-
- (a)コンソール画面にしてから使う
-
- フリーソフトウェアのORICON,ERICON,TOWNS OS(以
- 下、T-OSと略記)V2.1のコマンド画面上で使用できます。あとは(1)
- (1)と同じです。
-
- ORICONはMIYAZAKI氏,ERICONはてけちゃん☆〃氏の作品です。
- NIFTY ServeのFM TOWNSフォーラムかフリーソフトウェア
- コレクション等で入手してください。
-
- (b)アイテム登録して使う(T-OS V1.1)
-
- ORICONをアイテム登録し、パラメータにCLOP.EXEを指定しま
- す。すでにORICONが登録してあるときは、ファイル表示のモードにして
- ORICON.EXEを選んでアイテム登録することで、もうひとつ別に登録
- できます。こうすることで、T-OS上からマウスクリックでCLOPが実行
- できます。CLOPの「終了」でT-OSに戻ります。
-
- 注)パラメータに指定するときは、ドライブ名、パス名の全てと「CLOP.EXE」の
- 「EXE」まで指定してください。例) E:\BIN\CLOP.EXE
-
- (c)アイテム登録して使う(T-OS V2.1)
-
- アイテム登録するときに、「アプリケーション」の項目には「MS-DOS」を
- 指定してください。あとは(b)と同じです。
-
- 注)フォントファイルが入ったシステムCDがV1.1のときは、CLOP.
- DEFファイルのフォントファイルディレクトリの設定を変更してくださ
- い。V2.1用のをコメントにして(頭にセミコロンを付ける)、V1.
- 1用の最初のセミコロンを取ってください。
-
- 例)明朝体の場合
- ;MINN Q:\FJ\FONT\MINN\ MINN Q:\FJ\FNT\MINN\
- MINN Q:\FJ2\FONT\ → ;MINN Q:\FJ2\FONT\
-
- 2.2 メインメニュー
-
- 以下の項目からカーソルで選んで、リターンキーで実行します。
-
- ファイル選択 印刷するファイルを選択します
-
- 書式選択 定義ファイルに定義しておいた書式を選択します
- 設定 設定項目選択メニューに移ります
- 書式保存 現在の設定内容をファイルの保存します
- ヘッダ編集 ヘッダ,フッタの入力,編集をします
-
- レイアウト表示 ファイルを読み込みながらレイアウトを表示します
- 印刷 レイアウトを表示しながら印字します
- サブメニュー サブメニューへ移ります
- 終了 CLOPを終了します
-
-
- 2.3 ファイル選択
-
- (1)キー操作
-
- [カーソル] ファイル,ディレクトリ,その他へ反転表示を移動します。
- [リターン] 前ページ → 1画面で表示できないときに前へ戻ります
- 次ページ → 1画面で表示できないときに次へ移ります
- ドライブ入力 → ドライブ変更します
- 指定ドライブをアルファベットで入力,または
- カーソルで変更して、リターンで決定します
- file mask → 表示するファイルをワイルドカードで指定
- 書式は MS-DOSと同じ。単にリターンを押すと
- 全てのファイルを表示します
- ディレクトリ → ディレクトリ移動します
- ファイル → ファイルを選択し、メインメニューへ戻ります
- [空白] ファイルを表示します
- [ESC] ファイルを選択せずにメインメニューへ戻ります
- [L] ドライブを変更します
- [次行] 次ページと同じ
- [前行] 前ページと同じ
- [後退] 親ディレクトリに戻ります
- [I] ファイルの日付,サイズ等を表示します
-
- <,>で囲まれているのは、ディレクトリを示します。
-
- (2)ファイル表示画面でのキー操作
-
- [ESC] ファイル選択画面に戻ります
- [t] ファイルの先頭に戻ります
- [↑] 前画面に戻ります。最新画面から100画面前まで戻れます
- [その他] 次画面を表示します
-
-
- 2.4 書式設定
-
- 書式定義ファイルに設定した複数の書式から選択します。定義ファイルは実行時
- にコマンドラインで指定します。指定した書式に未定義の項目がある場合は、その
- 項目の内容は変わりません。
-
- (1)キー操作
-
- [↑][↓] 書式の選択します
- [リターン] 書式の設定してメインメニューへ戻ります
- [ESC] 書式を設定せずに、メインメニューへ戻ります
- [空白] 書式の設定内容の表示します
-
- (2)定義ファイル
-
- ひとつのファイル内に複数の書式を定義します。各書式は「タイトル」の項目を
- 境にします。書式は最大20個まで設定できます。20個を越える分は無視され
- ます。先頭のタイトルを省略するとタイトル名は「デフォルト」になります。
-
- フォントファイルのディレクトリ指定およびヘッダ・フッタ指定は1ファイル
- で一つまでです。一番最後に指定したものが有効になります。各書式内で同じ設
- 定がある場合も後の設定が有効になります。
-
- +---------------
- |タイトル 書式1のタイトル名
- | ↑
- |書式1の設定
- | ↓
- |タイトル 書式2のタイトル名
- | ↑
- |書式2の設定
- | ↓
- ・・・・・・・・・
- |タイトル 書式Nのタイトル名
- | ↑
- |書式Nの設定
- | ↓
- +---------------
-
-
- 2.5 設定
-
- (1)キー操作
-
- [カーソル] 項目を選択します
- [F][次行] 項目画面を次頁に進めます。
- [R][前行] 項目画面を前頁に戻ります。
- [ESC] メインメニューへ戻ります
- [空白] 用紙と印字範囲のレイアウトを表示します
- [リターン] 次の各項目にカーソルがあるときに有効です
- 「用紙」 → この項目はカーソルで選んだだけでは設定されません。
- リターンを押すことで、用紙幅、用紙長を設定します
- 「桁数」 → 最大桁に自動設定します
- 「行数」 → 最大行に自動設定します
- 「改行量」→ 文字が重ならない最小の改行量に自動設定します
- [H] キー操作を表示します
-
- (2)設定項目
-
- 「基本フォント」 フォントをパソコンから送るか、プリンタ内のフォントを使用すか
- を指定します。
- パソコンから送る場合→「12」,「16」,「24」ドットのいずれかを指定
- プリンタ搭載のフォント使用→「CODE」を選択
-
- 「開始頁」 印字またはレイアウト表示の開始頁を指定します
-
- 「終了頁」 印字またはレイアウト表示の終了頁を指定します(0で最終頁)
-
- 「桁数」 1段の桁数を半角単位で指定します(※2)リターンキーで最大値
- に設定します
-
- 「行数」 1段の行数を指定します。リターンキーで最大値に設定します
-
- 「用紙」 用紙の種類を指定します(リターンで有効になります)
-
- 「用紙幅」 用紙の水平方向の長さをmm単位で指定します
-
- 「用紙長」 用紙の垂直方向の長さをmm単位で指定します
-
- 「改行量」 改行ピッチを1/60インチ単位で指定します(※3)リターンキー
- で文字が重ならない最小の改行量に設定します
-
- 「片面両面」 「片面」→用紙の片面だけに印字するとき
- 「奇数」→両面印刷で奇数頁だけを印刷します
- 「偶数」→両面印刷で偶数頁だけを印刷します
-
- 「左余白」 水平方向の印字開始位置をmm単位で指定します(※1)
-
- 「タブ桁」 水平タブの桁数を半角桁単位で指定します
-
- 「行詰め」 改行だけの行が連続する場合、それを1行だけにします
-
- 「段数」 多段印字の段数を指定します
-
- 「段間」 段の間の余白を半角桁単位で指定します(※2)
-
- 「開始改頁」 印字開始時に改頁コードを送るかどうか指定します。
-
- 「改頁」 各頁の印字後にForm Feedコード(改頁コード)を送出するかどう
- かを指定します。
-
- 連続用紙の場合
- 頁ごとの間を空けずに印字する → 「OFF」
- 頁ごとに間を空ける(ミシン目をスキップする)
- ・用紙のページ長がプリンタのデフォルト値 → 「ON」
- ・デフォルト値と異なる → 「補正」
- ・デフォルト値と同じだけど、改頁のたび
- に位置がずれてしまう → 「補正」
-
- 単票の手差し → 「ON」
- 単票でカットシートフィーダを使用 → 「ON」
-
- 「補正」にした場合は複数の改行動作で次の用紙位置に合わせるので、
- プリンタによって、動作が滑らかにいかないことがあります。
-
- 「改頁補正」 「改頁」が「補正」の時に有効。連続用紙で使用していて、改頁するご
- とに印字位置が上または下にずれるときは、この値を調整してくだ
- さい。
- 下にずれる場合 → 値を減らす
- 上にずれる場合 → 値を増やす
- なお、単位は1/180(プリンタにより1/120)インチです。
-
- 「横ドット12」 基本フォントの指定が12ドットのとき、半角1文字の横のドット
- を指定します。全角は2倍になります
-
- 「横ドット16」 基本フォントの指定が16ドットのとき、半角1文字の横のドット
- を指定します。全角は2倍になります
-
- 「横ドット24」 基本フォントの指定が24ドットのとき、半角1文字の横のドット
- 数を指定します。全角は2倍になります
-
- 「横ドット」 基本フォントの指定がCODEのとき、半角1文字の横のドット数を指
- 定します。全角は2倍になります
-
- 「縦ドット」 縦のドット数を指定します(「基本フォント」が「16」の時)(※3)
-
- 「横倍率」 横方向の文字の拡大率を指定します。(コード印字を除く)
-
- 「全角縦書」 全角文字を縦書きにします。(コード印字を除く)
- 括弧記号、罫線文字、グラフ文字等は縦書きにしません。一部の文
- 字(句読点等)は縦書き専用文字にします。
-
- 「横罫接続」 罫線文字の横方向(右側)を伸ばして接続します。
-
- 「ヘッダ」 ヘッダを印字するかどうかを指定します。指定した場合、最大印字
- 行数が1行減ります。
-
- 「ヘッダ行」 ヘッダと本文の間の行数を指定します。最大印字行数が指定行だけ
- 減ります。
-
- 「フッタ」 フッタを印字するかどうかを指定します。指定した場合、最大印字
- 行数が1行減ります。
-
- 「フッタ行」 フッタと本文の間の行数を指定します。最大印字行数が指定行だけ
- 減ります。
-
- 「色指定」 印字色を指定します。(プリ機種=CZ_8以外)
-
- 「頁数カウント」 レイアウト表示または印刷で、事前に総頁数をカウントするかどう
- か指定します。「ONE」は1回だけカウントします。
-
- 「頁番号」 ヘッダ,フッタでの頁番号の印字形式を指定します
- 絶対 → ファイルの先頭を1頁目にします
- 相対 → 実際に印字したもの先頭を1頁目にします
-
- 「書体16」 16ドットフォントをパソコン内部搭載のものを使うか、外部にファ
- イルとして作ったものを使うか指定します。
- 高解像度機種では24ドットを16ドットに潰して使用しています。
-
- 「印刷再開」 用紙無し等で印字再開待ちに鳴った場合
- 「手動」→何かキーを押すことで再開します。
- 「自動」→プリンタのオンライン状態を検出して再開します。
- 但し、プリンタによっては効かないことがあります。
-
- 「ヘッド」 印字ヘッドの使用ピンを指定します。(12,16ドット印字また
- は48ドットプリンタ使用で有効)
- 「上段」→12,16ドット: 1~16ピン使用
- 48ドット : 1~24ピン使用
- 「下段」→12,16ドット: 9~24ピン使用
- 48ドット :25~48ピン使用
- 「自動」→印刷時に「上段」「下段」のどちらかになります。
-
- 「下段」では下にずれた分、印字行数が少なくなりますが、同じピン
- を使うことを避けるのでヘッド寿命を伸ばすことができます。
-
- 「プリ機種」 プリンタの種類(コマンド系)を指定します(※1)
- 基本フォントの指定がCODEのときは、「EP48」「CA48」「FM48」は使えま
- せん。「EP48」「CA48」は「ESCP」に、「FM48」は「FMPR」にしてください。
-
- 「プリ機種2」 基本フォントの指定がCODEのときに更に細かなプリンタの種類(コ
- マンド系)を指定します(※1)
-
- プリ機種 プリ機種2
- FMPR 0 新JISの指定(ESC $ Bが使える機種)
- 1 旧JISの指定(ESC $ @が使える機種)
- PC18 0 漢字27ドットピッチ(FS A)が使える機種
- 1 漢字24ドットピッチ(SUB Q)が使える機種
-
- 「プリ桁」 プリンタの桁数を指定します
-
- 「プリ上」 プリンタ固有の用紙上端余白をmm単位で指定します(※2)
-
- 「プリ下」 プリンタ固有の用紙下端余白をmm単位で指定します(※2)
-
- 「プリ左」 用紙左端余白をmm単位で指定します(※2)
-
- 「プリ右」 用紙右端余白をmm単位で指定します(※2)
-
- 以下、24ドットのみ
-
- 「1水書体」 全角非漢字,漢字第一水準の書体を指定します。明朝体,ゴシッ
- ク体,毛筆体,外部,教科書体,まる文字の中から選択します。
- (「内蔵」 パソコン内蔵フォント(高解像度機種のみ))
-
- 「2水書体」 漢字第二水準の書体を指定します。明朝体,ゴシック体,毛筆体,
- 外部の中から選択します。
- (「内蔵」 パソコン内蔵フォント(高解像度機種のみ))
-
- 「半角系」 半角文字の文字系を指定します。(※4)
-
- 「英字書体」 半角英字の書体を指定します。
-
- 「明朝」 明朝体 「太ボ」 太ボールド
- 「ゴシ」 ゴシック体 「レター」 レターゴシック
- 「教科」 教科書体 「バンク」 バンクゴシック
- 「まる」 まる文字 「イタリッ」 ライトイタリック
- 「パイカ」 パイカ 「オレータ」 オレータ
- 「エリート」 エリート 「エジ」 エジプシャン
- 「細ボ」 細ボールド 「スクリ」 スクリプト
- 「内蔵」 パソコン内蔵フォント(高解像度機種のみ)
-
- 「仮名書体」 半角仮名文字の書体を指定します。明朝体,ゴシック体,教科書
- 体,まる文字の中から選択します。
- (「内蔵」 パソコン内蔵フォント(高解像度機種のみ))
-
- 「仮名種類」 半角仮名文字を片仮名にするか、平仮名にするかを指定します。
-
- 「罫線系」 JISコード2821~2840までのコードの扱いを指定します。
- 「CD」 → CD-ROMフォントの並び通りの特殊記号
- 「JIS」 → 新JISの罫線に変換します
-
-
- ※1 プリンタの選択
-
- FMPR ・・・・・ 富士通のFMPRまたは互換機
- 使用コマンド:
- 改行ピッチ指定(CEX+%+n)
- 相対垂直タブ(ESC+[+n+e)
- 相対水平タブ(ESC+[+n+a)
- イメージ転送(ESC+Q+n+ +W)
- 以下はCODE印字で必要
- 漢字指定(ESC+$+B)または
- (ESC+$+@)
- ANK指定(ESC+(+H)
- 漢字文字ピッチ指定(CSX+$+n)
- 相対垂直タブ(ESC+[+n+e)
-
- PC16 ・・・・・ NECのPCPR201系(160dpi機)
- PC18 ・・・・・ PCPR互換機(180dpi機)(EPSONのPCPR互換モード)
- 使用コマンド:
- n/120改行モード設定(ESC+T+n)
- 16ビットドット列リピートモード(ESC+W+n)
- 16ビットドット列対応グラフィック印字モード
- (ESC+I+n)
- 24ビットドット列対応グラフィック印字モード
- (ESC+J+n)
- 以下はCODE印字で必要
- 漢字指定(ESC+K)
- パイカ指定(ESC+H)
- 漢字文字ピッチ3/20インチ(FS+A)または
- 漢字24ドットピッチ指定(SUB+Q)
-
- ESCP ・・・・・ EPSONのESC/P系
- 使用コマンド:
- n/180インチ改行量設定(ESC+3+n)
- 文字品位選択(ESC+x+n)
- 相対位置指定(ESC+¥+n)
- ビットイメージ選択/180dpi
- (ESC+*+39+n)
- 以下はCODE印字で必要
- 漢字モード指定(FS+&)
- 漢字モード解除(FS+.)
- 全角文字スペース量設定(FS+S+n1+n2)
- 半角文字スペース量設定(FS+T+n1+n2)
- 半角文字指定(FS+SI)
- 半角文字解除(FS+DC2)
-
- CZ_8 ・・・・・ SHARPのCZ-8PC1系
- 使用コマンド:
- n/120インチ紙送り量設定(ESC+%9+n)
- ドット単位印字位置相対指定(ESC+¥+n1+n2)
- 24ビット・ビットイメージ(ESC+J+n1+n2)
- 以下はCODE印字で必要
- 漢字モード設定(ESC+K)
- 漢字モード解除(ESC+H)
- 漢字左右スペース(FS+S+n1+n2)
- 半角左右スペース(FS+T+n1+n2)
-
- EP48 ・・・・・ EPSONのESC/P系の48ドット機による縮小印字
- 使用コマンド:
- n/360インチ改行量設定(ESC+'+'+n)
- 文字品位選択(ESC+x+n)
- 相対位置指定(ESC+¥+n)
- ビットイメージ選択/360dpi
- (ESC+*+73+n)
- CODE印字をする時は「ESCP」にしてください
-
- CA48 ・・・・・ CANONのBJ10V等の48ドット機による縮小印字
-
- 使用コマンド:
- n/180インチ改行量設定(ESC+3+n)
- 文字品位選択(ESC+x+n)
- 相対位置指定(ESC+¥+n)
- ビットイメージ選択/360dpi
- (ESC+|+*+n)
- CODE印字をする時は「ESCP」にしてください
-
- FM48 ・・・・・ 富士通のFMJP等の48ドット機による縮小印字
- 使用コマンド:
- 解像度変更指定(ESC+Q+n+!+A)
- 改行ピッチ指定(CEX+%+n)
- 相対水平タブ(ESC+[+n+a)
- イメージ転送(ESC+Q+n+ +W)
- CODE印字をする時は「FMPR」にしてください
-
- ※ 以上のコマンドの他にCR,LF,FF(復帰,改行,改頁)のコードが使えること
-
- プリンタの印字密度は、DPI(Dot Per Inch:ドット/インチ)
- を単位として表されます。24ドットのプリンタでは、純正のPCPRは160、
- その他のほとんどは180です。EPSONの48ドット機では180の倍、36
- 0になります。例えば、PCPRの1インチで160ドットに対し、180DPI
- 機ではより多くの180ドットが印字できます。
- 本ソフトではドット数を基本に桁数等の計算をしていますので、上記のプリンタ
- の設定は正しく行ってください。
-
-
- ※2 印字範囲
-
- ↓プリンタ印字開始位置
- +------------------------------+ +
- | +--桁数--+ | |プリ上 プリ上 ・・・ 用紙を自動給紙した時
- | +-+--------+ +--------+ | + の上端余白
- | | | | | | |
- | | | | | | | プリ下 ・・・ 用紙下端の印字できな
- | | | | | | | い領域
- | | | | | | |
- | | | 1段目 | | 2段目 | | プリ左 ・・・ プリンタの印字開始位置か
- | | | | | | | ら左側の余白
- | | | | | | |
- | | | | | | | プリ右 ・・・ 印字可能範囲の右端余白
- | | | | | | |
- | +-+--------+ +--------+ | +
- | | |プリ下
- +------------------------------+ +
- +---+-+ +-+ +-+
- プリ左↑ 段間 プリ右
- 左余白
-
- 印字桁数、行数の最大値は次の式で計算されます。
-
- ・最大桁数
-
- 印字密度=18(180dpi機),16(160dpi機)
- 36(360dpi機)
- プリ桁 =80,110,136
- 用紙幅,プリ左,プリ右,左余白(mm単位)
- 横ドット=6~30(ドット単位)
-
- プリンタ印字可能ドット
- x1=印字密度×プリ桁
-
- 用紙印字可能ドット
- x2=(用紙幅-プリ左-プリ右-左余白)/25.4×印字密度×10
-
- x3=(x1とx2のうち小さい方)/(横ドット×横倍率)
-
- 段数=1のとき
- 最大桁数=x3
-
- 段数≧2のとき
- 最大桁数=(x3-(段数-1)×段間)/段数
-
- ・最大行数
-
- 用紙長,プリ上,プリ下(mm単位)
- 改行量(1/60インチ単位)
- 「ヘッド」の設定が「下段」の時の減少量:N
- 「プリ機種」=「EP48」「CA48」 → N=4
- 「プリ機種」が上記以外で
- 「基本フォント」=「16」かつ「縦ドット」=「16」 → N=3
- 「基本フォント」=「16」かつ「縦ドット」≠「16」 → N=4
- その他 → N=0
-
- 最大行数=((用紙長-プリ上-プリ下)/25.4×60-N)/改行量
-
- ヘッダ,フッタを印字するときは最大行数が少なくなります。
-
- ヘッダ、フッタ印字での減少行数
- ヘッダ=ON → 1行 フッタ=ON → 1行
- ヘッダ行 → 指定行数 フッタ行 → 指定行数
-
- ※3 縦ドットと改行量
-
- 縦ドットの設定により文字の高さは次のようになります。改行量はこれ以上にし
- ないと文字が重なります。(エラーメッセージが出て印字できません)
-
- 24ドット 16ドット 12ドット 10ドット 8ドット
- 180dpi 8.0 5.33 4.0 3.33 2.66
- 160dpi 9.0 6.0 4.5 3.75 3.0
- 360dpi 4.0 2.66 2.0 1.66 1.33
-
- 単位は1/60インチ
- ※4 半角系について
-
- CD-ROMのフォントは次のコードが通常のパソコンで使われているものと
- は異なります。そこで、パソコンの文字系を通常使われている「標準」か、CD-
- ROM内の「CD」かを切り換えられるようにしてあります。
-
- コード 標準 CD
- 5EH ^ "に似た記号
- 5FH _ 両端が持ち上がった_ の形の記号
- 7BH { 塗り潰した二等辺三角系
- 7DH } アッパースコア
- DEH ゙ "に似た記号
- DFH ゚ 両端が持ち上がった_ の形の記号
-
-
- 2.6 書式保存
-
- 現在の設定の内容、ヘッダ・フッタ、フォントのディレクトリを「CLOPXX.
- DEF」というファイルの保存します。すでにCLOPXX.DEFが存在すると
- きは、前の内容は消され、上書きされます。
-
-
- 2.7 ヘッダ編集
-
- ヘッダおよびフッタの入力、編集をします。フッタ,ヘッタにはそれぞれ左,中,
- 右があり、印字時に自動的に左寄せ,中寄せ,右寄せされます。
-
- 定義ファイルに「ヘッダ左」「ヘッダ中」「ヘッダ右」「フッタ左」「フッタ中」
- 「フッタ右」の項目であらかじめ指定しておくこともできます。ただし、ひとつの定
- 義ファイルではそれぞれひとつの指定だけです。
-
- %で始まる特殊コードがあり、印刷するファイルの緒言、現在日時、頁番号を指定
- することができます。
-
- %FV ファイルドライブ %DY 現在の年(西暦の下2桁)
- %FP ファイルパス %DM 現在の月
- %FN ファイル名(拡張子無し) %DD 現在の日
- %FE ファイル拡張子 %TH 現在の時(24時間制)
- %FD ファイル更新日 %TM 現在の分
- %FT ファイル更新時 %TS 現在の秒
- %FS ファイルサイズ %PG 頁番号
-
- 例)用紙の右肩にファイル名と現在の日時,下の中央に頁番号を「-1-」の形式で
- 印刷する場合
-
- ヘッダ左
- ヘッダ中
- ヘッダ右 ファイル名:%FN.%FE 印刷日時:19%DY年%DM月%DD日 %TH時%TM分
- フッタ左
- フッタ中 -%PG-
- フッタ右
-
-
- 2.8 レイアウト表示
-
- 印字する縦横のドット数にかかわらず、半角1文字を1ドットで表示しています。
- そのため、実際の印字とは用紙の縦横比が異なります。
-
- ・標準時の表示色
- 用紙→白 , 印字範囲→黄色の枠 , 半角→青 ,全角→水色
-
- ・コマンドラインで /MONO を指定(モノクロ表示)での表示色
- 用紙→白の枠 , 印字範囲→白の点線の枠 , 半角→白 ,全角→白
-
- TOWNSで上記の色にならないときは、/Pオプションを付けて実行してください。
-
- 用紙の横方向の全桁数が400桁を越えると、1/2縮小表示になります。
- 各行の間は180行未満の場合は1ドット、以上の場合は0ドットです
-
- 表示は1頁ごとにキー入力待ちになります。何かキーを押すと次頁を表示します。
- このときESCキーを押すと中断し、メインメニューへ戻ります。
-
- 「設定項目」の「頁数カウント」をONにしておくと、事前に総頁数をカウント
- します。
-
-
- 2.9 印字
-
- レイアウト表示をしながら印字を開始します。フォントの入ったCD-ROM、
- またはディスクをセットしてから実行してください。フォントファイルを用いた印
- 印字では効率を上げるために、半角文字および全角の英数字,仮名文字はRAM上
- に展開します。その他の文字はディスクから、その都度読み込むので、印字中はフォ
- ントの入ったCD-ROMまたはディスクを抜かないでください。印字の中断はE
- SCキーでできます。
-
- 用紙切れ、またはオフラインになったら、用紙をセットし、オンライン状態にし
- て、何かキーを押すことで再開します。このとき、ESCキーを押すことで印字を
- 中断します。中断した場合はプリンタのバッファ内にデータが残っていることがあ
- るので、プリンタの電源を一旦切るか、「サブメニュー」の「初期化信号送信」を
- 実行して、プリンタを初期化してください。
-
-
- 2.10 サブメニュー
-
- キー操作はメインメニューと同じです。ESCキーでメインメニューに戻ります。
-
- 頁数カウント 印刷ファイルの総頁数をカウントします。
- 改頁コード送信 プリンタに改頁コード(0CH)を送ります。
- 初期化信号送信 プリンタに初期化信号(*INPRM,*EXPRM)を送ります。プリンタに
- よっては初期化できないことがあります。
- Font Dir.表示 書式ファイルで設定されたフォントファイルのあるディレクト
- リを表示します。
- メインメニュー メインメニューへ戻ります
-
- 【中解像度機種】
- 毛筆圧縮 毛筆体フォントを48ドットから24ドットに圧縮します。
-
- 2.11 毛筆圧縮
-
- CD-ROMの毛筆体は48ドットなのでCLOPはこれを24ドットに圧縮しながら印刷
- しています。印字の度に圧縮するのは時間がかるので、あらかじめ圧縮してファ
- イルにとっておこうという機能です。こうすればサイズが2Mバイトもあった
- のが約1/4になるので、フロッピーにも入れておくことができます。
-
- 操作はメッセージに従ってやればOKです。時間は十数分ほど掛かります。
- ESCキーで中断できます。
-
- 圧縮したファイル名は「MOU24.FNT」になります。このフォントを使うときは
- 「1水書体」「2水書体」の設定は「外部」に、設定ファイルのディレクトリ
- の指定は「USR1」にしてください。
-
- 注)0%でストップしてしまうことがあります。原因は今のところ不明です。
- CDをクリーニングしたり、リセットするとよくなることもあります。
-
- 2.12 TeX用漢字ビットマップフォントの利用
-
- 2.11で紹介したフォントファイルの形式は TeX用の24ドット漢字
- ビットマップフォントと同じ形式を採用しています。よって、TeX用フォン
- トファイルをの名前を MOU24.FNT に替えてやれば そのフォントを使うことが
- できます。
-
- 参考までにフォントファイルの形式を以下に示します。
-
- 1文字は72バイト(横3バイト(24ビット)×縦24バイト)で、次の
- 順に並んでいます。
-
- x→
- 1 8 9 16 17 24
- +--------+--------+--------+ y
- | 1 | 2 | 3 | 1↓
- +--------+--------+--------+
- | 4 | 5 | 6 | 2
- +--------+--------+--------+
- | | | |
- ........................
- | | | |
- +--------+--------+--------+
- | 70 | 71 | 72 | 24
- +--------+--------+--------+
-
- これがファイルの先頭よりJISコード順に並んでいます。
- 2121H~217EH,
- 2221H~227EH,
- 2321H~237EH,
- ......
- 7321H~737EH,
- 7421H~747EH ←第二水準の最後
-
- ※ ファイル内の文字数はチェックしていませんので、例えば第一水準のみ
- でも構いません。無い部分はまともに印字しないだけですから(^^;)。
-
- ※ TeXを扱うフォーラムで "CLOPで使えるフォントは?"というような質問は
- しないでください。CLOPと言われても何のことだか分からないでしょうし、
- 御迷惑になり兼ねませんので。
-
- 3.フォントファイル
-
- CD-ROMのフォントファイルを使った印字ではファイルをディスクに移すこ
- とで、高速で印字することができます。CDとハードディスクとでは、印字速度は
- およそ1:2になります(インプットバッファ付のプリンタにて)。
-
- 以下のファイルを移して、定義ファイル(CLOP.DEF)にそのファイルがあるディレ
- クトリを指示してください。
- 注)ディレクトリ名の最後の"\"は必ず入れてください。
-
- 明朝体 CD-ROM内のディレクトリ Q:\FJ\FNT\MINN\ ←TOWNS OS V1.1
- Q:\FJ2\FONT\ ← V2.1
- 定義ファイルの項目 MINN
- 全角フォント MINN24.FNT
- 半角英字片仮名フォント MINN24HK.FNT
- 半角英字平仮名フォント MINN24HH.FNT
-
- ゴシック体 CD-ROM内のディレクトリ Q:\FJ\FNT\GOTH\ ←TOWNS OS V1.1
- Q:\FJ2\FONT\ ← V2.1
- 定義ファイルの項目 GOTH
- 全角フォント GOTH24.FNT
- 半角英字片仮名フォント GOTH24HK.FNT
- 半角英字平仮名フォント GOTH24HH.FNT
-
- 教科書体 CD-ROM内のディレクトリ Q:\FJ\FNT\KYOU\ ←TOWNS OS V1.1
- Q:\FJ2\FONT\ ← V2.1
- 定義ファイルの項目 KYOU
- 全角フォント KYOU24.FNT
- 半角英字片仮名フォント KYOU24HK.FNT
- 半角英字平仮名フォント KYOU24HH.FNT
-
- まる文字 CD-ROM内のディレクトリ Q:\FJ\FNT\MARU\ ←TOWNS OS V1.1
- Q:\FJ2\FONT\ ← V2.1
- 定義ファイルの項目 MARU
- 全角フォント MARU24.FNT
- 半角英字片仮名フォント MARU24HK.FNT
- 半角英字平仮名フォント MARU24HH.FNT
-
- 毛筆体 CD-ROM内のディレクトリ Q:\OASYS\ (隠しファイル)
- 定義ファイルの項目 MOU ← V1.1,2.1共通
- 半角英字フォント SYM2CG
-
- 半角英字 CD-ROM内のディレクトリ Q:\OASYS\ (隠しファイル)
- 定義ファイルの項目 SYH2 ← V1.1,2.1共通
- 半角英字フォント SYH2CG
-
- 12ドット CD-ROM内のディレクトリ Q:\SYSINIT\ ← V2.1のみ
- 定義ファイルの項目 SYSFONT
- 半角英字フォント SYSTEM.FNT
-
-
- 4.制限事項
-
- (1)CODE印字での制限(基本フォントが「CODE」のとき)
-
- 「プリ機種」が「EP48」「CA48」「FM48」ではCODE印字ができません。「EP48」「CA48」
- は「ESCP」に、「FM48」は「FMPR」にしてください。
-
- また、「プリ機種」が「PC18」のとき、「文字ピッチ」は14以上にしてください。
-
- 横倍率、全角縦書は無効です。コード印字はオマケでつけたものなので、
- 今後も追加した機能はサポートする予定はありません。プリンタの機種によ
- る差異が激しすぎるので、すべてに互換性をとることが非常に難しいのです。
-
-
- 5.エラーメッセージの対処
-
- 「文字が縦に重なります」
- → 「設定」のなかの「改行量」を増やしてください。
-
- 「桁数が最大値を越えています」
- → 「設定」の中の「桁数」を減らしてください。「桁数」にカーソルを合わせている
- ときに、リターンキーを押すと設定可能な最大値に自動設定できます。
-
- 「行数が最大値を越えています」
- →「設定」の中の「行数」を減らしてください。「行数」にカーソルを合わせている
- ときに、リターンキーを押すと設定可能な最大値に自動設定できます。
-
- 「ファイルを選択してください」
- →「ファイル選択」で選んでください。
-
- 「プリ機種をESCPにしてください」
- →「EP48」「CA48」の項目ではCODE印字ができません。「ESCP」にしてください。
-
- 「プリ機種をFMPRにしてください」
- →「FM48」の項目ではCODE印字ができません。「FMPR」にしてください。
-
- 「横ドットは14以上にしてください」
- → 「プリ機種」が「PC18」のとき、CODE印字での「横ドット」は14以上にしてください。
-
- 「書式が登録されていません」
- → 起動時に/@オプションで書式ファイルを指定してください。書式ファイルは
- カレントディレクトリか、パスの通ったディレクトリに置いてください。
-
- 「ヘッダが長過ぎます」「フッタが長過ぎます」
- → ヘッダ編集で短くしてください
-
-
- 6.バグかな? と思う前に
-
- (1)最後の行を印字しないうちに改頁してしまう
-
- 原因:「プリ上」「プリ下」「用紙長」の設定が合っていない。
- 対処:上記の設定を直してください。「プリ上」または「プリ下」を長くするか、
- 「用紙長」を短くするとよいと思います。「プリ上」「プリ下」の設定はプ
- リンタによって固有の差があるので、実際に印字してみて最適値を設
- 定してください。
-
- (2)印字ヘッドの水平移動時に用紙に引っ掛かる
-
- 原因:「プリ左」「プリ右」「用紙幅」の設定が合っていない。
- 対処:「プリ左」「プリ右」の値を大きくするか、「用紙幅」を短くするとよいと
- 思います。
-
- (3)意味のない記号等を印字する
-
- 原因:「プリ機種」の指定が合ってない。印字を中断したあと、電源を切り
- 忘れている。
- 対処:指定を直してください。印字を中断した場合は一旦プリンタの電源を
- 切るか、サブメニューの「初期化信号送信」を実行してプリンタを初
- 期化してください。
-
- (4)印刷を実行しようとすると、コンソール画面に戻ってしまう。または、ハ
- ングアップしてしまう。
-
- 原因:CD-ROMのフォントを使っているとき、定義ファイルのフォントのディ
- レクトリの指定が合っていない。
- 対処:ディレクトリを正しく設定してください。
-
- 上記以外の現象が出るようならば、作者にご連絡ください。ただし、プリンタ
- やパソコン固有の問題に関しては、その機械が手元に無いかぎり分かりかねます
- のでご了承ください。
-
-
- 7.使用・配付条件
-
- 本プログラムの使用により如何なる損害で生じても、作者、配付者およびそれに
- 準ずる者は責任を負えません。このことを承諾の上、ご使用ください。
-
- 本プログラムはフリーソフトウェアです。PDSではありません。よって、著作権
- は放棄していません。配付に関しては、以下の条件をお守りください。
-
- (1)CLOP.EXE,CLOP.DOC,CLOP.DEFのすべてを一緒に配付してください。一部のみ
- の配付は厳禁です。中解像度用CLOP.EXEと高解像度用CLOP.EXEを同梱包する
- 場合は、高解像度用CLOP.EXEをCLOPH.EXEとリネームしてください。
-
- (2)作者の許可無しに有償で配付することはできません。但し、フロッピーディ
- スク等のメディア代、通信NET使用料、郵送料等の通信費のみの場合は許
- 可は不要です。
-
- (3)日本国内のパソコン通信NETに対しての転載,店頭における無償配付は無
- 許可で構いません。(義務はありませんが、連絡いただければ幸いです)
- 通信NETから転載する場合はそのNETの規約を守ってください。
-
- (4)雑誌、同人誌等の付録フロッピーに載せたい場合は事前に必ず連絡をくださ
- い。紹介記事のみの場合は事後連絡でも結構です。
-
- (5)以上の条件の基準は作者の判断によるものとします。これは一部の不当な行
- 為による配付を抑止するためであり、一般的なマナーを守っていただければ
- 差し支えないことをお断りしておきます。
-
-
- 8.変更履歴
-
- CLOP.EXE(プログラム本体)
-
- Ver 0.06 1991.01.31作成 公開初版
-
- Ver 0.09 1991.05.20作成 公開2版 24ドット印字,「開始改頁」追加
-
- Ver 0.12 1991.06.28作成 公開3版
- ・仕様追加
- 書式選択,
- ファイル選択時のファイル表示,
- 設定項目「ヘッド」,
- 設定項目「罫線系」,
- 設定での「桁数」「行数」「改行量」のリターンキーによる自動設定
- ・仕様修正
- フォントの準備の効率化 印字の度にフォント準備 → 前に準備した
- フォント種類を覚えておく
- 設定でのキー操作表示 常に表示 → [H]キーで表示
- 設定項目の名称変更 「FFコード」→「改頁」
- ・不具合修正
- 最終ページで時々出るゴミ印字の修正,
- 複数段印字で最終ページが全段埋まらないときのページ番号の非印字の
- 修正
-
- Ver 0.13 1991.08.16作成 公開4版(フリーソフトウェアコレクション4版)
- ・仕様追加
- CANONのBJ10Vによる縮小印字対応
-
- Ver 0.14 1992.01.21作成 公開5版
- ・仕様追加
- TOWNS OS V2.1の12ドットフォントに対応
- SHARPのCZ-8PC1に対応
-
- Ver 0.15 1992.01.31作成 公開6版(フリーソフトウェアコレクション5版)
- ・仕様修正
- フォントファイルのディレクトリのデフォルト値をTOWNS OS
- V1.1からV2.1用に変更
- 横ドット16の設定範囲の拡大 7~8 → 7~30
- ・不具合修正
- 基本ドットが12のときの、文字の縦方向の重なりチェックの不具合修正
-
- Ver 0.16 1992.03.01作成 公開7版
- ・仕様追加
- 「基本フォント」に「CODE」を追加
- 全角24ドット毛筆体をサポート
- 「改頁」に「補正」を追加,「改頁補正」を追加
- ・仕様修正
- 「左余白」の単位を桁からmmに変更
- ・不具合修正
- ある条件下で起こる、頁の先頭行での文字化けを修正
-
- Ver 0.17 1992.05.18作成 公開8版
- ・仕様追加
- コマンドラインのオプションでのドライブ,ディレクトリの指定
- メインメニューに「書式保存」「ヘッダ編集」
- 設定項目に「片面両面」「横倍率」「ヘッダ」「ヘッダ行」「フッタ」
- 「フッタ行」「印字再開」
- ファイル選択でLキーによるドライブ選択
- ファイル選択でのドライブ選択で存在するドライブのみ表示
-
- ・仕様修正
- 設定項目の「頁番号」を廃止 → ヘッダの%PGで対応
- 横ドット16の設定範囲の拡大 7~30 → 8~30
-
- ・不具合修正
- CANONのBJ系の48ドットプリンタで縮小印刷出来ない点の修正
-
- Ver 0.18 1992.05.31作成 公開9版
- ・仕様追加
- 設定項目に全角縦書を追加(コード印字を除く)。
- メインメニューのオマケに頁数カウントを追加。
- 書式保存でヘッダ・フッタ及フォントのディレクトリも保存。
-
- ・不具合修正
- ヘッダの改行まわりの不具合
- ファイル選択のドライブの表示でICカード等を認識しない不具合
- 基本ドット=16、縦ドット=8で印字不可の不具合
-
- Ver 0.19 1992.08.23作成 公開10版
- ・仕様追加
- 起動時のオプジョンに「/P」(パレット初期化)を追加
- サブメニューを追加
- 頁数カウント
- 改頁コード送信
- 初期化信号送信
- Font Dir.表示
- 毛筆圧縮
- 16DotFont作成
-
- 「設定」に「横罫接続」「頁数カウント」「書体16」を追加
- 「設定」のキー操作に「F」「R」キーを追加
- 「プリ機種」にFM48ドットプリンタ(試作版)を追加
- 「用紙」にA3を追加
- 「ヘッド」に「自動」(試作版)を追加
-
- ・仕様変更
- テキストのバッファをV-RAMからメインメモリに変更(FMR-C
- ARD対応)
- 書式ファイルCLOP.DEFをデフォルトで読み込むよう変更
- 画面右下のかな漢字変換の表示を常に表示するよう変更
- /debugオプションの廃止
- PUTPAL.COM(パレット初期化コマンド)の添付の廃止
-
- ・不具合修正
- 全角縦書=ON,横倍率=2のとき字が出ない
- プリ機種=PCPRのとき印刷できない
- 16ドット印字の縦書きで「ッャュョ」が他の文字に化ける
- ファイル選択でディレクトリ内のファイル数が128を越えると
- 表示がおかしくなる
- その他
-
- Ver 0.20 1992.09.04作成 公開11版
- ・仕様追加
- 「色指定」追加
-
- ・不具合修正
- ヘッダ・フッタを印字するとゴミがでる。
- プリ機種=FMPRで改行量が20/60インチが無効
- プリ機種=FM48で改行量が半分になる
-
- Ver 0.21 1992.10.23作成 高解像度のみ 公開初版
- ・仕様追加
- 「頁カウント」に「ONE」追加
-
- Ver 0.22 1993.02.04作成
- ・仕様追加
- 24ドット,16ドットでパソコン内蔵フォントを使えるように。(高解像度)
- (16ドットは24ドットを圧縮しています)
- 設定項目に 頁番号 を追加
- 絶対 → ファイルの先頭を1頁目にする
- 相対 → 実際に印字したもの先頭を1頁目にする
- ファイル選択で[次行][前行][後退]キーを追加
- 設定選択で[次行][前行]キーを追加
- コマンドラインオプションに/A(自動実行)を追加
- ・仕様変更
- サブメニューの16dotFont作成を削除(別ツールのCFMK.EXEへ移管)
- ファイル選択から一度抜けても filemask の指定を保持するように。
- ファイル表示を実行すると ファイル選択のカーソル位置がリセット
- しないように。
- ・不具合修正
- 48ドットプリンタで左余白が1/2になる点
- コマンドラインのディレクトリ指定でルートを指定するとカレントになる点
- コマンドラインでのファイル指定でファイルの日付,時間,サイズが印字され
- ない点。
-
- CLOP.DOC(この取扱説明書ファイル) および CLOP.DEF(定義ファイル)
- 初版 1991.01.31 公開初版 第8版 1992.05.18 公開8版
- 第2版 1991.05.20 公開2版 第9版 1992.05.31 公開9版
- 第3版 1991.06.28 公開3版 第10版 1992.08.23 公開10版
- 第4版 1991.08.16 公開4版 第11版 1992.09.04 公開11版
- 第5版 1992.01.21 公開5版 第12版 1992.10.23 公開12版
- 第6版 1992.01.31 公開6版 第13版 1993.02.04 公開13版
- 第7版 1992.03.01 公開7版
-
- 9.アンケート
-
- 今後の開発の参考のためにアンケートに御協力ください。
- --------------------------------------------------------------------------
- CLOP V0.22アンケート
- 御利用の機種:
- OS :
- プリンタ :
- 御要望等 :
- --------------------------------------------------------------------------
- 以上を----で切り取って電子メールで下記のIDまでお送りください。
- 記入例)
- --------------------------------------------------------------------------
- CLOP V0.22アンケート
- 御利用の機種:FM-TOWNSモデル2
- OS :MS-DOS V3.1L31/TOWNS-OS V2.1L10
- プリンタ :富士通 FMPR204B
- 御要望等 :文字装飾機能が欲しい
- --------------------------------------------------------------------------
- もし、集計を発表することがあっても、答えてくださった方のID,ハンドル名を
- 公開するようなことはいたしませんので、安心して(?)御回答ください。
- (そうそう、私の本名は黒崎ではございませんので(^^) 念のため)
- それから、前回のアンケートにご協力くださった方々、どうもありがとうございまし
- た。諸般の事情でお返事できないことがあります。ごめんなさい(^_^;)。
-
-
- 10.あとがき(?)
-
- CLOPとは、LOg file PrintのCondese(縮小)版とい
- う意味です。確か90年の2月でしたか、Niftyに入ったとき、未読の多さに
- 困惑しました。これを全部プリントしていたのでは紙がいくらあっても足りない。
- というのが、CLOPの前身「FPR」を作り始めたきっかけです。それからC言
- 語の勉強を兼ねて、少しずつバージョンアップし、91年の頭にCLOPとして公
- 開することにしました。その頃は16ドットの縮小印字だけでしたが、TOWNS
- のシステムCD-ROM内の24ドットフォントを採り入れ、更にシステムがV2.
- 1になったとき、12ドットフォントが入ったのでそれも使えるようにしました。
- (しかし、丸2年経ってもバージョンが0.22だなんて...)
-
- 今回、FMR高解像度機種用を作ったのは、会社のマシンでも使いたかったから
- です。ただ、TOWNSシステムCD-ROMのフォントに依存しているので、そ
- れが無い方には機能のほとんどを使ってもらえないのが残念ですね。
-
- なお、以降のバージョンアップ版も中解像度用はFTOWNS2およびFFMHOBの「TOWNS
- のMS-DOS」関係のデータライブラリ(現状ではFTOWNS2の3番、FFMHO
- Bの4番)に、高解像度版はFFMUSERの5番にアップする予定です。
-
-
- ご意見、ご要望等はメールよりも各フォーラムのデータライブラリ関係の会議室
- (FFMUSERかFTOWNS1)にアップしてもらえた方がお返事は確実かと
- 思います(^_^;) また、NIFTYのHP(ホームパーティ)として "印刷ソフトCLOP,FPPの
- 部屋"を開設しています(93年2月4日現在)。よろしかったら こちらにもお立ち寄り
- ください。IDはNAG01365,パスワードは FPP です。(HPについて御存知
- ない方は GO HP で行けますので そこの説明を見てください)。
-
- それから、いろいろな要望をいただいていますが、原則として要望の多い順に対
- 応させていただいています。せっかく作っても使ってくれる方が一人だけというの
- は作者がめげてしまいますので(^^;)
-
- [作成者・著作者]Handle Name : 黒崎 黒作 , NIFTY-Serve ID : NAG01365
- 黒作 福島SPS-NET ID : SPS1004
-
- [機種・環境] 中解像度用 FM-TOWNSのMS-DOS
- または ORICON , ERICON
- FMR50、FMR-CARD
- 高解像度用 FMR60,70,80
-
- [動作確認] 中解像度用 FM-TOWNSモデル2
- TOWNS-OS V2.1 L20 コマンドモード
- プリンタ 富士通製 FMPR-204B
- [動作確認] 高解像度用 FMR80HE1 MS-DOS V3.1 L34
- プリンタ 富士通製 ワイヤドット機種